- 今の会社の待遇や将来性に不満がある
- 嫌な人間関係から解放されたい
- 違う仕事にチャレンジしてみたい
- 今の仕事に飽きてきた
と考えている人はぜひ一度、転職してみることをおすすめします。
これから紹介する転職エージェントは、無料で転職相談ができます。
自分の市場価値や転職市場の動向、転職のためにやらなくてはいけないことなどを無料で相談することができます。
しかし、転職エージェントはたくさんあります。その中で、どの転職エージェントを選ぶべきか悩んでいませんか?
結論をお伝えすると、「大手の定番転職エージェント」がおすすめです。
求人情報の量、エージェントのスキルやノウハウ、サービスのどれをとっても、満足できるものが多いです。
各転職エージェントについての紹介や登録方法、実際の流れについても具体的に説明しますので、初めての方でも安心して手続きが進められるようになります。
この記事を読むことで、転職活動を効率よく進め、理想のキャリアを手に入れるための有益な情報を得ることができるでしょう。
ぜひ最後までご覧ください。
転職エージェントは複数利用しましょう
たくさんある転職エージェントですが、複数登録をしましょう。
「複数登録して大丈夫なの?」と不安に思う人もいるかと思いますが、問題ありません。
実際、複数利用している人の方が多いです。
転職エージェントを複数利用する際のメリット・デメリットは以下の通りです。
複数利用することで、自分に合った求人やキャリアアドバイザーと巡り合えるチャンスを増やすことができますので、満足できる転職活動ができる可能性が高くなります。
一方で、キャリアアドバイザーとの面談や書類提出、求人企業への応募などの作業量が増えてしまいます。
また、選考が進むにつれて、面接のスケジュール管理が大変になってしまいます。
「面接日が被った」「移動時間を考慮せず、面接時間に間に合わない」「スケジュールを忘れてしまった」といったトラブルが起きる可能性が高くなります。
ですので、すべての転職エージェントをまんべんなく活用するのではなく、優先順位をつけるようにしましょう。
まずは、5~6社の転職エージェントに登録して、初回面談をしましょう。そして、自分と相性の良いと感じるキャリアアドバイザーをメイン(1~2社)に活用し、その他は応募したい求人があった時や一般的な意見や考え方を聞きたい時などに活用するようにしましょう。
優先順位をつけることで、転職活動の進捗状況を確認しやすくなり、メインの転職エージェントからは優先的にサポートしてもらうことができます。
メインになれなかった転職エージェントには申し訳ありませんが、自分の人生を決める大事なイベントですので、上手く取捨選択をしてください。
転職エージェントには、自分が複数利用していることはちゃんと伝えましょう。
向こうも薄々、感じているとは思いますが、状況はしっかり共有しないとお互いの信頼関係が悪くなってしまい、満足できる転職活動ができなくなってしまいます。
転職サイトとの併用利用もおすすめ
転職エージェントの複数利用と同様に、転職サイトにも登録をするようにしましょう。
大手転職エージェントでは、転職エージェントと転職サイトのサービスを同時利用することができるところもあります。
キャリアアドバイザーがしっかりと転職活動をサポートしてくれます。
履歴書や職務経歴書などの書類添削や面接対策もしてくれますので、転職活動についてサポートをつけてもらい人やプロの意見や考え方を知りたい人には、転職エージェントがおすすめです。
非公開求人はないものの、自分のペースで転職活動を進めることができますので、キャリアアドバイザーから選考について煽られる心配がありません。
履歴書や職務経歴書などの書類が作成済みで、自分のペースで転職活動を進めていきたい人には転職サイトがおすすめです。
それぞれのメリット・デメリットがありますが、それも併用利用することで、メリットだけを享受することができます。
転職エージェントと転職サイトの違いは以下の表にまとめました。
項目 | 転職エージェント | 転職サイト |
---|---|---|
求人情報 | 転職サイトにはない【非公開求人】を紹介してもらえる | 【非公開求人】の紹介はないが、求人数は多い |
企業情報 | 企業の内部情報や面接官の特徴、面接傾向など様々な情報を教えてもらえる | 求人票に掲載されている情報のみ確認できる |
転職相談 | アドバイスを受け、自分の市場価値や転職軸、キャリアプランが見えてくる | なし |
書類添削 | 履歴書や職務経歴書のポイントや通過率アップのアドバイスを教えてもらえる | 可能一般的な作成方法などは掲載されているが、客観的なアドバイスはもらえない | 不可
面接対策 | 模擬面接や質問傾向などの対策を教えてもらえる | ありなし |
面接の日程調整 | 専任のエージェントが日程調整をサポートしてくれる | ありなし |
年収交渉 | 専任エージェントに年収交渉を依頼できる | ありなし |
利用料金 | 無料 | 無料 |
大手の定番転職エージェント10社
転職活動を始めるにあたって、登録しておいた方がいい定番の大手転職エージェントを10社紹介します。
先ほどもお伝えしましたが、この中から『5~6社』ほど選び、キャリアアドバイザーとの面談の中で、メインとなる転職エージェントを『1~2社』に絞って、転職活動を始めるようにしましょう。
ネット上での良い口コミ・悪い口コミが載っていますが、私はそこまで口コミ内容は気にしなくていいと考えています。
「こんな意見もあるんだ」というような参考程度に見るくらいの気持ちで十分だと思います。
- キャリアアドバイザーとの相性
- 自分の希望条件(年収、職種、業界、勤務地、転勤の有無、福利厚生、休日休暇など)をしっかりとキャリアアドバイザーに伝える
- 噓はつかない
- 妥協しない
上記が、満足できる転職活動をする上で大事なことだと考えています。
リクルートエージェント
- 業界最大級の求人数
- 転職成功実績№1
- 土日祝も面談可能
- 便利な機能やツールが充実
- 全国の求人が探せる
- 全年齢対応
- サポート期間が3か月
- 求人数が多すぎて選びきれない
- ハイキャリアの求人は少ない
リクルートエージェントは、業界最大級の求人数を誇る転職エージェントです。
全国の求人が掲載されていて、全年代が対象年齢ということですので、転職活動を始める上で、とりあえず登録しておいた方が良いサイト№1と言えます。
キャリアアドバイザーは土日祝も対応可能ですので、面談の日程調整がしやすく、早い段階で転職活動を進めることができます。
また、実績経験豊富なキャリアアドバイザーによる求人紹介や、選考対策、独自に分析した業界・企業情報の提供といったサポートが充実しています。
Personal Desktop(パーソナルデスクトップ)というマイページから会員登録することで利用が可能になります。
Personal Desktop(パーソナルデスクトップ)では、企業との面接の日程調整が可能なのと、キャリアアドバイザーからの紹介求人以外にも、自分で求人を探して応募することが可能です。
自分で探して応募した求人は、キャリアアドバイザーを通して選考に進めてくれます。
マイナビエージェント
- 丁寧な選考対策
- 業界、職種の専門サイトが利用できる
- 無制限の転職サポート
- 20代~30代の転職に強い
- キャリアアドバイザーだけでなく、企業担当もサポートしてくれる
- 他の大手を比べると求人数は少ない
- 比較的若手(20代、第二新卒向け)の求人が多い
- 年収の低い求人が多い
マイナビエージェントは、「20代に信頼される転職エージェント」に輝いた実績もある転職エージェントです。
若い人向けの転職エージェントということもあり、キャリアアドバイザーの説明は丁寧で分かりやすいです。
書類添削や業界動向のアドバイスをしっかりしてくれますし、選考状況を適度に情報共有してくれます。
また、キャリアアドバイザーの他に、各企業における『企業担当』がいるので、詳しい求人情報や会社の雰囲気などのリアルな話を聞くことができますし、想定される質問や答え方などの面接対策もしてくれます。
新卒の就職サイト「マイナビ」の方が知名度が高いからか、求人は20代や第二新卒向けのものが多いという印象です。
しかし、それ以降の求人は全くないというわけではありませんので、30代前半までくらいの人は登録しておくことをおすすめします。
30代後半以降の人は、リクルートエージェントやdodaなどを検討することがおすすめです。
また、マイナビエージェントとは別に、『マイナビエージョブ20’s』という20代・第二新卒の転職に特化したサービスもあります。
20代・第二新卒の人は、併せてご検討ください。
doda
- 転職エージェントと転職サイトの2つの機能を併せ持っている
- 求人数が多い
- 全年代が対象
- 全国の求人あり
- アプリが使いやすい
- 年収査定や自己PR発掘診断などのツールが充実
- スカウト機能で届く求人数が多く、チェックに時間がかかる
- 経験の浅い担当者がつく可能性がある
- どのサービスを使えばいいか迷う
dodaは、リクルートエージェントに次ぐ業界第2位の大手転職エージェントです。
求人が多く、全国・全年代を対象とした求人があります。
初めての転職であっても、キャリアアドバイザーのサポートが受けながら応募書類を作成することができ、面談のフォローなども手厚くしてくれます。
業界大手の転職エージェントとあって大きな不満はなく、業界最大数の求人を保有しているので登録しておくことをおすすめします。
また、アプリやツールが充実していて、以下のようなツールが利用できます。
- 年収査定
- 自己PR発掘診断
- 転職タイプ診断
- キャリアタイプ診断
- 合格診断
ビズリーチ
- 受け身で利用できるスカウト型の転職サービス
- 日本中のハイクラス転職情報が集まる
- 会員限定の転職コラムが充実
- 定期的にログインすると希少求人が届きやすくなる
- 登録時には審査が必要
- 一部機能は有料課金しないと利用できない
ビズリーチはハイクラス転職に特化した国内最大手の転職サイトです。
『スカウト型』の転職サービスで、5,000名を超える転職エージェントが登録しており、あなたの経歴にマッチする求人があればスカウトメールを送ってきてくれます。
ビズリーチでは、転職エージェントやヘッドハンターそれぞれにスコアを付与しています。
スコアは、これまでの実績や利用者の評価をもとに、5点満点で表示されます。
有料機能を利用することで転職エージェントを検索することもできます。
有料機能を使えば、よりたくさんのサービスを利用することができますが、無料機能の中で転職活動を終えられると思います。
高年収な求人も多く、業界も幅広く見ることができます。
ビズリーチを利用すると、一流企業や優秀なヘッドハンター、転職エージェントからスカウトが届き、直接やりとりできるため、スムーズに転職活動を進められるのでおすすめです。
国内最大級の転職サイトですが、会員の7割以上が自分の市場価値を知るために利用しています。
パソナキャリア
- 誰に対してもサポート体制が丁寧
- 求人の質が高い
- 電話・メールのレスポンスが速く安心できる
- 女性の気持ちをわかってくれると好評
- ハイクラス向けの求人が多い
- 履歴書や職務経歴書などの書類添削が充実している
- 面接対策は受け答えのアドバイスだけでなく、実践的な模擬面接を実施している
- 求人件数が大手ほどは多くない
- 高度な専門性に対するアドバイス力は高くない
パソナキャリアでは、専任のキャリアアドバイザーと企業担当の2名体制でサポートをしてくれます。
元々は、人材派遣事業をメインにしている会社として設立した為、女性の転職支援実績が豊富です。
そのため女性を積極的に採用している企業とのつながりが多く、産休・育休・時短制度などが整備されている求人が多い印象です。
結婚や出産、育児といったライフevent仕事の両立など、女性ならではのキャリアの相談がしやすいです。
2018年にミドル・ハイクラスの転職支援に特化した事業会社を買収したことで、ミドル・ハイクラスといった高年収の転職にも強みがあります。
JACリクルートメント
- ハイクラス向け求人の紹介が受けられる
- 外資系・グローバル企業へ転職に強い
- 地元へのU・I・Jターンができる
- 複数の面談方法から選択できる
- 支援実績が豊富で信頼できる
- 専門性に特化したアドバイスを受けられる
- 企業情報に精通したアドバイザーが多い
- 個人担当と企業担当が同じ
- 大手転職エージェントと比べると求人数が少ない
- 希望に合わないと塩対応される
- 担当者の当たりはずれがある
JACリクルートメントは、ハイクラス・ミドルクラス向けの転職に特化しており、それらを目指す人にとって、魅力的なサービスを提供しています。
JACリクルートメントとしか取引をしていない大企業や外資系企業の企業もありますので、今よりも高年収やキャリアアップといったハイクラス層の転職を目指す人は、登録をおすすめします。
ほとんどの大手転職エージェントは片面担当(求職者担当と企業担当がそれぞれいる)ですが、JACリクルートメントは両面担当(求職者担当と企業担当が同じ)です。
ですので、面談をしたキャリアアドバイザーが担当者になるわけではありません。
JACリクルートメントは、アドバイザー1人あたり5~10社程度しか担当企業を持っておらず、初回面談をしたアドバイザーがあなたの希望条件(年収、職種、業界、勤務地、福利厚生、休日休暇など)を登録します。
他のアドバイザーがそれを見て、担当している企業の求人からあなたに合った求人を紹介してくれます。
なので、とりあえず大量に求人が送られてくるわけではないので、比較検討がしやすいです。
キャリアアドバイザーというよりは、ヘッドハンターのような印象ですね。
また、一人一人が企業と密な関係にありますので、行きたい企業があれば、あなたを上手く売り込んでくれます。
ただし、初回面談の中で、能力値や転職可能性が低いと判断された場合は、あまり連絡が来ないといった塩対応をされる可能性があります。
エンエージェント
- 幅広い求人から紹介してもらえる
- 適性診断『3E-p』で理想の仕事や働き方、強みを把握できる
- 診断結果をもとに自分に合った求人を紹介してもらえる
- アプリで担当者とやり取りできるのが便利
- 話しやすいキャリアアドバイザーが多い
- キャリアアドバイザーのサポートにばらつきがある
- 大手エージェントと比べると求人数が少ない
エンエージェントの初回面談時に実施される独自の性格価値診断テスト『3E-p』が特徴です。
結果は
- 特徴
- 性格特性
- 創造的思考性
- コミュニケーション力
- エネルギー層
- 職務適正
の6項目で分析されます。
自分では気づくことができない特性や強みを発掘できるいい機会になります。
エンエージェントには全国の求人がありますが、中小規模の求人が多いというのが実状です。
ですので、大手転職エージェントと比べると取り扱いの求人数は少ない傾向にあります。
キャリアアドバイザーのサポートの質は高いという評判もありますので、他の大手転職エージェントを活用しつつ、こちらの転職エージェントは適正診断による自己分析や転職に関する相談といった具合にサブとして活用するのがオススメだといえます。
type転職エージェント
- アドバイザーの対応が丁寧
- ITやエンジニア求人に強い
- サイトがシンプルで使いやすい
- 転職に関するサポートが充実している
- 質の高い求人を見つけやすい
- 平日夜や土日祝も面談できる
- 女性の転職に強みがある
- 求人の職種や業界に偏りがある
- 地方の求人が少ない
- アドバイザーの質にバラつきがある
type転職エージェントは、『サービス実感№1エージェント』を目指しており、転職者に寄り添った支援をモットーにしています。
在籍しているキャリアアドバイザーは主にITやWeb、営業、販売・サービス、メーカーなどに強いため、業界を絞って転職活動を進めたい方におすすめです。
ただ、求人のエリアでは都市部(東京・神奈川・埼玉・千葉)のものが多く、地方の求人情報が少ないという印象です。
転職相談から書類添削、面接対策はもちろんですが、他にも入社にあたってのアドバイスもしてくれますので、転職活動全般にわたってサポートを受けることができます。
ASSIGN(アサイン)
- コンサルタントの質が高くサポートが手厚い
- 20~30代の若手でもハイエンド転職を目指せる
- スキルアップの動画配信をしている
- AIによるキャリアプランの可視化が実現している
- 求人数がない
- 求人紹介まで時間がかかる
- 地方の求人数が少ない
- 40代以降には向いていない
アサインは、20代、30代のハイクラス層や未経験でコンサルへ転職を希望する人におすすめの転職エージェントです。
アサインは異業種・他職種への転職成功実績を多く持つ転職エージェントであるため、職歴や経歴に自信はないけど未経験業界へ転職したい人におすすめです。
アプリでは、AIによるキャリアシミュレーションで自分の適性やどの企業を受けられるのか把握することもできるので、合わせて利用してみてください。
Re就活
- 20代を中心とした未経験者歓迎の求人が多い
- エージェントとしても活用できる
- 『転職博』というイベントを開催している
- 『転職サイト機能』と『転職エージェント機能』の併用が可能
- 大手に比べると求人の数が少ない
- ミドル・ハイクラス向けの求人は少ない
- オファーメールが多い・連絡がしつこい
- 30代以降の利用は難しい
Re就活は、20代・第二新卒・既卒のための転職サイトです。
転職サイトではありますが、エージェント機能を使うことで他の転職エージェントと同じようなサポートを受けることができます。
20代や第二新卒、未経験業界へ転職したい人、ニートヤフリーターの人などにおすすめです。
20代専門の転職サイトですので、30代以降の人には利用はおすすめしていません。
転職エージェントの登録~内定までの一連の流れ
転職エージェントが決まりましたら、続いては登録から選考までの全体の利用方法を紹介します。
以下の手順で、求人応募までの準備を整えましょう。
まずは、転職エージェントの公式ホームページから申し込みフォームへアクセスして、新規利用登録をしましょう。
転職エージェントによって、登録事項に多少の違いがありますが、主に以下3つに関する情報が必要になります。
- 求職者の基本情報…氏名・生年月日・連絡先・学歴 など
- これまでの職務経験…職種や年収、どのような業務をおこなってきたか など
- 希望条件…希望する転職時期や職種 など
スムーズに登録できるよう、事前にまとめておきましょう。
登録事項を全て記入して送信すると、申し込み完了メールが届き、後日転職エージェントから折り返し連絡が入ります。
職務経験と希望条件は詳細に記載しておくことをおすすめします。
記載されている項目からもキャリアアドバイザーは、意欲のある転職者かどうか判断しています。
意欲のある人ほど魅力的な求人が紹介されやすいので、登録事項は詳細に記載しておきましょう。
申し込みから一週間以上経過しても連絡がこない場合には、「自分がうまく登録できていない」「エージェント側に見落としがあった」などの原因が考えられます。
迷惑メールも含めたメールボックスの確認したり、転職エージェントの会社へ問い合わせをしてみましょう。
キャリアアドバイザーとの面談では、これまでの経験や希望条件、方向性の確認などが行われます。
面談方法は、『事業所訪問による対面・電話・WEB』があります。
転職エージェントの事業所が近い場合は、対面にすることで顔を見て話ができますので、安心感や信頼感が高まるとともにお互いの相性が良いか悪いかが分かりやすいと思います。
事業所が近くにない場合や行くのに電車賃がかかることが面倒な場合は、電話やWEBでも問題ありません。
電話とWEBでいえば、WEBをおすすめします。
電話だけだと声だけのやりとりになりますが、WEBであればカメラ越しに会話ができますので、対面同様の質の面談ができると思います。
キャリアアドバイザーと事前に登録した情報を元に、希望条件の認識合わせや転職の軸や企業転職の決めてとなる条件や転職スケジュールの確認をします。
転職活動が有意義になるように、価値観や事前登録で伝えきれなかった細かい転職の希望条件などの各種ヒアリングが行われます。
面談する機会はなかなかありませんので、事前に転職に関する疑問をまとめてくことをおすすめします。
求人紹介
キャリアアドバイザーとの面談が終わると、転職エージェントで取り扱われている求人紹介をしてもらえます。
登録内容や面接内容を踏まえて、希望の業界や職種に合わせて、転職の見込みがありそうな求人が紹介されます。
紹介されるものは公開求人の他に非公開求人も保有しているため、一般の転職サイトでは出会えない求人を紹介してもらえます。
もし、自分の希望している求人と異なる場合は、気を遣わずにはっきりと断りましょう。
その際は、具体的にどこが希望している求人とずれているのか伝えると、より精度の高い求人が紹介されるはずです。
書類添削・面接対策
また転職エージェントによっては、キャリアアドバイザーからの紹介求人の他にも、転職者自身で会員専用ページからログイン後に、勤務地、年収、職種など希望条件で求人検索をすることも可能です。
紹介された求人と合わせて、自分にあった求人を自ら探していきましょう。
そして、履歴書・職務経歴書と希望職種によってはポートフォリオなどの応募書類の提出して、書類選考、面接の順に選考が進みます。
その際に、自分で作成した履歴書・職務経歴書などの応募書類をキャリアアドバイザーが直々に添削をしてくれます。
職務経歴や保有する資格や免許の書き方、現職での実績、自己PRなど、転職者が選考でアピールした方が良いポイントを無料でアドバイスしてくれます。
書類の内容や面接の対応に自信がないと感じている方であれば、積極的に添削を活用することをおすすめします。
応募するための準備が整ったら、書類選考に進んでいきます。
キャリアアドバイザーが転職者の応募意思を確認した後に、順に応募手続きを進め、書類選考が応募企業側で書類選考が開始されます。
書類選考を通過した場合は、キャリアアドバイザー経由で面接など次の選考へ進む旨の連絡を受けます。
面接の場合はWeb面接と対面面接の2形式で行われ、1次面接や2次面接はWeb面接、最終面接は対面面接となるケースが多いです。
キャリアアドバイザー側で面接の日程調整をしてもらえるので、転職者自身は面接の調整可能なスケジュールをキャリアアドバイザーへ伝えるだけで日程が決まります。
また、面接終了後には転職者と企業双方へフォローアップの連絡を入れてもらえるので、企業と面接してみた印象や入社意欲のヒアリングと、質問し忘れてしまったことを代理で質問してもらえます。
企業側へ応募者の印象や事前の面談で集めた人柄やスキル、入社意欲のフォローアップと、ヒアリング時に聞いた追加の質問をそれぞれ伝達して、円滑に選考が進むように仲介役となってもらえます。
内定通知は、転職エージェント経由で届きます。
入社日や年収などの条件面などの調整もキャリアアドバイザーが代行してもらえるので、前職の引き継ぎや退職の挨拶など転職の準備が整いそうな目途を連携して、交渉してもらいましょう。
全ての調整が整い次第、晴れて転職成功となり、応募先の企業へ入社することができます。
まとめ
私も大学を卒業してから勤めた最初の会社の将来性や働き方、自身への評価に不満を感じ、転職をしました。
最初は、
「転職できるか」
「新しい会社に馴染めなかったらどうしよう」
「これまでの経験やスキルは他の会社でも通用するのか」
といった不安がたくさんありました。
実際、何度も「転職したい」と思っても、なかなか転職活動を始めることができませんでした。
しかし、立ち止まっていても、問題の先送りになるだけなんですね。
【時間の経過とともに、どんどん選択肢は狭くなる】ことに気づいたので、転職活動に踏み切ることができました。
結果として、これまで経験したことがないような世界を知ることができ、人間関係も改善されたので、「転職してよかった」と感じています。
みなさんの中にも、転職をすることについて不安を感じている人も多いと思いますが、時間というのは過去に戻れません。
行動をしないと、20代、30代はあっという間に過ぎてしまいます。
そして、年齢を重ねてから転職活動をしようにも、凝り固まった経験やスキルは、他社では役に立たないことが多いです。
これは同じ業界でも同様です。
ですので、頭の中に「転職」という文字が出てきたら、行動しましょう。
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